【更新案内】高雄ライトレールの走行音を追加しました / [Update Imformation] Sounds of Kaohsiung LRT & bus were added.

凱旋中華電停に進入する電車 / A tram arrives to Kaisyuan Jhonghua

凱旋中華電停に進入する電車 / A tram arrives to Kaisyuan Jhonghua


 「トラムのひびき」サイトに高雄LRTのページを追加しました。「【旅行記】高雄LRT訪問記」の記事にある訪問時に収録しておいたものです。収録時は僅か4電停のみの区間で運行しており、全区間走行音と言いつつもあまり聴き応えのある長さになっていませんでしたが、6月に延伸開業した凱旋中華~高雄展覽館間は訪問時すでにほぼ完成状態のように見え、ちょっと悔しい思いをさせられました。
 またあわせて、高雄市内で運行されている電気バス(南台湾客運が中国BYD製「K9」を運行)の走行音も同じページに掲載しています。「トラムのひびき」は路面電車走行音のサイトなので、こちらは一応おまけの位置づけですが、長さは約40分あり「本体」の筈のLRT走行音より断然長いです。この電気バスの走行音は、未来を感じさせる独特の音になっていますので、LRT走行音とあわせて是非お聞き下さい。

I updated “Tram-no-hibiki”. I added the sound of Kaohsiung LRT and bus.

【旅行記】高雄LRT訪問記 2016年5月 / Visit of Kaohsiung LRT at May 2016

 2016年のゴールデンウィーク、台湾を初めて訪問しました。
その際、台湾史上初の路面電車である高雄のLRTを訪問しましたので、その時の模様を記しておきたいと思います。

 まずは凱旋中華電停から乗車します。世界で二番目の全線架線レスLRTで、軌道も緑化されていて、おまけに線路脇には並木が続いているため、路面電車の線路としては美しいものに仕上がっています。

凱旋中華電停に進入する電車 / A tram arrives to Kaisyuan Jhonghua

凱旋中華電停に進入する電車 / A tram arrives to Kaisyuan Jhonghua

 電停もシンプルながらよくデザインされており、白い柱・屋根と透明な壁がスタイリッシュです。他の電停も基本的にこのデザインになっていますが、地下鉄との乗換駅である前鎮之星は非常に凝ったデザインになっていました。

凱旋中華電停 / Kaisyuan Jhonghua stop

凱旋中華電停 / Kaisyuan Jhonghua stop


電停の発車案内表示 / Passenger information display in tram stop.

電停の発車案内表示 / Passenger information display in tram stop.


 発車案内表示機も一見何気ないデザインですが、電停全体のカラースキームと揃え、枠も薄くてかなり気を遣っていることがわかります。案内表示機だけでなく電停のパーツ一つ一つがこのようにトータルデザインされています。
 それにしても、台湾って街中は看板があふれているし、建物の色や形も色々で都市景観には無頓着な土地柄という印象なのですが、その一方でこのLRTの駅や車両といい、地下鉄駅の出入り口といい、非常にデザインに気を遣っているところもあって、そのギャップが興味深いです。
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