【音】神奈川中央交通 メルセデスベンツ・シターロG / [Sound] Kanagawa Chuo Kotsu, Mercedes Citaro G

【音】メルセデス・シターロG 町13系統 <急行>町田バスセンター→山崎団地センター
[Sound] Mercedes Benz Citaro G , Line 町13 Machida Bus Center -> Yamazaki Danchi Center (Express)

山崎団地センターへ向かう連接バス A Citaro G goes to Yamazaki Danchi Center. A bus in left is conventional bus of Kanagawa Chuo Kotsu.

山崎団地センターへ向かう連接バス
A Citaro G goes to Yamazaki Danchi Center. A bus in left is conventional bus of Kanagawa Chuo Kotsu.

近年、ゆっくりながら日本でも導入が進んでいる連接バスですが、都内では初の導入事例となる町田市内の連接バスを録音しました。
町田といえば都内でも屈指のバス王国で、ツーステップ車が主力の頃は長尺車が多数投入され圧巻でしたが、近年は低床化・仕様標準化の流れから一般的なサイズの車両が中心となっており、連接バスは久々にバス王国の存在を強く感じさせる車両となりました。
導入されたのはドイツ・メルセデスベンツの「シターロ」Gタイプで、ドイツはじめオランダ、トルコ、ポーランド、イギリス、フランス、クロアチア、ハンガリーなど、きわめて広範囲に導入されている車両です。
日本で導入されているのは連接バスタイプの「G」のみですが、そのほかにも全長10.5mの一般的な単車タイプ、三連接(!)タイプ、単車ながら全長15mの三軸車など、様々なタイプが設定されています。
トランスミッションは欧州では一般的なオートマチックのまま(そもそもマニュアルトランスミッションは設定なし)輸入されており、日本の一般的なバスとは大きく異なるサウンドとなっています。
一方、当然のことながら車内放送は一般的な神奈中バスのものそのもので、聞き慣れた放送と特異なエンジン音とのギャップが面白いです。
収録は、休日昼間の山崎団地センター行きで行いました。当然のことながら連接バスのキャパシティをフル活用する乗客数ではありませんでしが、他路線を見送って「ご指名」での乗車と思しき一般客の姿も十数人あり、目立つ連接バスと急行運転が集客に貢献しているようでした。
週末の渋滞が激しい町田周辺ですが、この日もやはり道が混んでおり、所定では所要14分のところ、10分ほど余計にかかっています。

At 28 May 2012, the first articulated bus service in Tokyo was started at Machida city. Articulated bus isn’t strange in Europe and America. However, in Japan, maximum length of bus is limited to 12m, special permission is required for operation of articulated bus.
Machida city is one of commuter towns in Tokyo megalopolis. Population is approx. 400000. There are many housing complexes, but its are not close to railway station. About 60 bus lines are operated in the city. Due to many lines are overlapped in central area, operation interval is approx. 0-3 minuts in central area. But many lines are overcrowded in peak hours.
Buses are jammed in central Machida in morning peak hours due to buses are too many. The articulated bus is launched to solve the problem.
The articulated bus is operated as the express line from Machida bus center(Bus terminal near Machida station) to Yamazaki Danchi Center(Yamazaki Danchi is one of large housing complexes).
Operator is Kanagawa Chuo Kotsu. It’s second large bus operator in Japan.

【本の紹介】Atlas Linii Kolejowych Polski(ポーランド鉄道路線地図)

20130613_200636_ポーランド鉄道路線図(自宅)_01_●大ボリュームの鉄道地図
知られざる鉄道大国、ポーランドの鉄道路線を網羅した鉄道地図です。
基本的な内容としては、以前ご紹介した『Eisenbahnatlas Schweiz(スイス鉄道地図)』などと同じく、地図上に鉄道路線を描いてあるものですが、出版社が違うほか、本としてのボリュームは大違いで、厚みは3cmもあります。
どうしてこれほど違うのかといえば、もちろんポーランドの国土が広大であるというのが要因のひとつですが、それ以上に内容が盛り沢山であることが大きな要因です。

●鉄道地図だけではない、充実した内容
ポーランド全土の鉄道路線について、現役の国鉄線だけでなく、ナローゲージ鉄道や工場専用線、廃止路線まで描かれており、地図そのものも充実しています。そればかりでなく、全路線の開業年・廃止年・旅客営業休止年の表や、全駅名索引が掲載されています。
なかでも大きな特徴は、地図で描かれた地域の沿線風景・列車・駅舎の写真が掲載されていることで、地図1ページにつきほぼ写真1ページの割合となっています。鉄道地図を眺めていると、どうしても現地の風景や車両がどんなものか気になってきますが、本書ではわざわざ別の書籍やインターネットを参照しなくても、その場で見ることができます。
また後半には、ポーランドの鉄道信号について表示の意味が解説されているページもあります。ポーランドでは点滅信号が全面的に使われていたり、補助灯が重要な意味を持っていたりと、日本とは表示体系がまったく異なっていることが理解できます。本線の一般的な色灯式信号機だけでなく、腕木式信号機や入換信号まできちんと意味が解説されています。
さらに、優等列車の運行系統図、各路線を最高速度別に色分けした図など、付録的な図も多数収録されています。

なお、ほぼ全ての説明文や判例には英語が付されていますので、ポーランド語が読めなくても内容を理解することが可能です。

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【本の紹介】大分交通別大線(RMライブラリー)

かつて大分と別府を結んでいたインターアーバン、別大電車の本です。
沿線には温泉街あり、県都の繁華な市街地あり、車窓に別府湾が広がる海岸沿いの単線区間ありと、変化に富んだ車窓がある路線で、今でも残っていたらさぞかし楽しい路線だっただろうと思います。あいにく現役時代は知らない私ですが、本書には車両主体のものだけでなく沿線風景も取り入れた写真が多数掲載されており、沿線風景の多彩さは十分に伝わってきます。
また車両陣も個性的で、路面電車としては大柄な全長13m級の電車が日常的に連結運転を行っていたり、定員200人の永久連結車が走っていたり、また路面電車としてはきわめて珍しいM-M’ユニット車や、アルストム型台車を履いた車両があったりと、こちらもやはり、「今残っていたら……」という思いを抱かせるものです。車両は創業時からの全車種が網羅されており、形式写真も不鮮明なものはほとんどなく、全車種掲載されています。

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