【音】東武スカイツリーライン 下り快速列車車内放送 / [Sound] Announcemant in northbound rapid service train of Tobu railway.

快速 浅草発東武日光・会津田島行き車内放送 北千住発車後 /
Announcement in rapid service train ftom Asakura to Tobu Nikko & Aizu-Tajima

春日部駅に停車中の快速列車 / A rapid service train at Kasukabe station.

春日部駅に停車中の快速列車 / A rapid service train at Kasukabe station.

在来線長距離輸送華やかなりし時代の面影を残す貴重な列車として、ファンの注目を浴びる東武日光線快速列車の車内放送を収録しました。
収録したのは浅草を7:10に出る東武日光・会津田島行きで、北千住を発車後に行われていたアナウンスです。
放送は種別・行先から始まり、その後は停車駅と列車分割の案内を行った後、主要駅の到着時刻の案内が延々と続きます。
この放送の長さは実に4分半におよび、スピーカーからは日光、川治温泉、会津と言った遠隔地の駅名が次々流れて、落ち着いた口調と相まって実に旅情を誘うものになっています。

Rapid service train on Tobu Skytree line & Nikko line is popular from railway enthusiast. Because it’s very like a old-fasioned Japanese intercity train.
I recorded the announcement of the rapid service train from Asakusa to Tobu-Nikko and Aizu-Tajima. After leaving Kita-Senju, long announcement was started. Destinations, stops, arrival time, and train composition was announced by conductor.

【本の紹介】Transit Maps of the World

その名の通り、世界中の路線図を集めた本です。対象としては地下鉄路線図が主で、地下鉄を有する世界のありとあらゆる都市の路線図が一冊に集められています。また一般的な地下鉄でなくても、一部に地下鉄っぽい区間がある路線――ドイツ各地のシュタットバーンや、広島のアストラムラインなど――も取り上げられています。

本書の構成は5章に分かれており、基本的には路線網の大きな都市から小さい都市へという流れです。とはいえ、単純に路線網の大きい順かというとそうでもなく、例えば最初の章ではベルリン、シカゴ、ロンドン、マドリード、モスクワ、ニューヨーク、パリ、東京が取り上げられており、大規模路線網を持ちつつも歴史の浅いソウル、メキシコシティなどは後ろの章へ回っています。つまり、路線網が大きくて、かつ歴史の長い都市のほうが取り上げるべきネタがいろいろあって面白いから、最初の方に持ってきたということなのでしょう。

事実、これらの都市の路線図は興味深いものが多数掲載されています。例えばベルリンでは東西分断時代の路線図が掲載されており、西ベルリン発行の路線図では東側の路線も描かれているのに、東ベルリン発行の路線図では西ベルリンの路線は完全に無視されていることがあったりします。またモスクワの路線図では、古い時代の路線図では実際の路線の形状にある程度忠実に描いていて、地上のランドマークも載っていたりしたのに、ある時代を境目に突然単純化され、環状線は真円で、放射線はほぼ直線で描かれるようになるなど、極端なまでの変化を起こしていたりします。
ロンドンの頁では、現代的路線図の元祖として有名なハリー・ベック作成の路線図が掲載されているのはもちろんのこと、その原案となったスケッチまでも収録されています。
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