Part3から続きです。
●東京のミニ地下鉄よりもっとミニな、仁川地下鉄2号線
佳亭からは仁川地下鉄2号線と空港鉄道を乗り継いでソウル市内へ戻ります。
仁川地下鉄2号線はミニ地下鉄で、東京の銀座線より更に一回り小さいサイズの車両が2両で走る自動運転の路線です。
東京だとこの手の中量輸送路線はゆりかもめや千葉都市モノレールに代表されるようにゴムタイヤ走行が多いですが、ソウルだとこの路線に限らず鉄輪式が多いのは面白いところです。
駅の改札口まわりやホーム幅員は普通の地下鉄とさほど変わらない印象ですが、ホーム有効長は小型車両4両分で短いです。
電車はおそらく5分前後の間隔で来るにもかかわらず、立ち客が各車両10人以上いて意外に混雑しており、利用者は定着しているようです。電車は自動運転ですが、係員が乗車しています。私のような利用者とともに一応前方を監視していますが、露骨にヒマそうにしているのは外国ならではのユルさ(日本のキッチリさは世界的には異端かつやや行き過ぎと思います)です。
空港鉄道と接続する黔岩(コマム)で下車し、地上区間を走行する写真を撮影します。フルハイトタイプのホームドアが完備されているのでガラス越しになってしまいますが、撮影できました。
しかし、どの電車もテールライトを点灯しながら進入してくるのは不思議です。トンネル内ですれ違った電車はヘッドライトを点灯していたので、地上では標識灯代わりにテールライトを点灯しているのでしょうか?
続きを読む