コミックマーケット104にて同人誌を頒布予定です。今回は久しぶりに海外鉄道関連の本を制作しましたので是非お求め下さい。

【新刊】『概説　香港のライトレール』　頒価（予定）一冊につき1000円

　香港北西部のニュータウンで走るライトレール「輕鐵」の歴史・路線・車両・乗車券などをまるっと解説しました。

　香港と言えば二階建て路面電車が有名ですが、輕鐵の方も趣味的には面白いのに、鉄道趣味者も含めてあまり注目されず日本語の情報が少ないので、自分で本を作っちゃいました。
輕鐵は1989年開業なので香港の鉄軌道の中では後発の方に属しますが、開業までの検討で二階建てLRVの案があったり、かつての運転系統は現在と全く違う部分があったり、現在よりはるかに遠くまで路線を延ばす未成線構想があったり、公式路線図に載らない運行系統があったりと、日本では（たぶん）あまり知られていない事実を盛り込みました。
また輕鐵は、路線の各所にあるデルタ線、一方通行の単線区間、最大ホーム7面もあるターミナル電停、同一起終点で経由違いの系統が複数あるなど、複雑怪奇と言って良い路線網を誇り、計画都市にあって何故か併用軌道もありますが、それらも本書収録の路線図で余すところなく盛り込みました。
車両も似たようなものに見えて既に5車種が登場してきています（うち1車種は引退済）が、全ての車種の解説や車内外の写真も掲載しています。
B5版54枚ページ　カラー印刷です。

【既刊】
下記の既刊も頒布いたします。こちらもぜひお求め下さい。
・『総説　東京BRT　第二版』
・『香港ライトレール全図』
上記2種はいずれも2024年夏のコミケで頒布した既刊です。『総説　東京BRT　第二版』は早々に完売してしまっておりましたので、少部数ですが増刷しました。『香港ライトレール全図』は残部を頒布致します。ただし、2024年9月から運行開始した新系統（720系統）は反映しておりません。

発行年が少々古いですが、『ウッヂの市電とインターアーバン』も残部が少数ありますので頒布いたします。刊行からかなり時間が経ちましたので、ペーパー『ウッヂの市電とインターアーバン「その後」』も頒布いたします（2023年夏のコミケでも頒布したものと同一内容です）。刊行以来5年間の路線や車両の動きを簡単に解説しました。A4版1枚(両面印刷)です。インクジェット印刷ですので水濡れしないようご注意下さい。『ウッヂの市電とインターアーバン』をお買い上げ頂いた方(過去にお買い上げの方も含みます)には無料で頒布します。それ以外の方には100円で販売いたします。
※過去に発行した『メルボルン市電大全』『森の小さな路面電車　ドイツ・ベルリン ヴォルタースドルフ電気軌道』は完売済のため、頒布はありません。

【頒布日時・場所等のご案内】
・日時：2024年12月30日（月）10:30〜16:00
なお、当日はトイレ・買物などで一時的に離席する場合がありますのでご了承下さい。また時間帯によっては飲食しながら応対させて頂く場合があります。
・場所：コミックマーケット104会場　東京ビッグサイト東棟（東5ホール）　「ハ」ブロック43b　サークル「トラムのひびき」ブース
コミックマーケット会場へ入るためにはチケットが必要です。チケットについてはコミックマーケット公式サイトにてご確認下さい。

もし残部（売れ残り）が出た場合は、メロンブックスにて委託販売を行う予定です。ただし、残部が出なかった場合、メロンブックスから委託を断られた場合などは、委託販売を行えませんので、予めご了承下さい。また委託販売が行える場合でも、メロンブックス側への手数料が必要なため、頒価は会場より高くなりますのでご了承下さい。