【音】メトロリンク日本橋 デザインライン・タービンEVバス / [Sound] Hyblid electric bus of “Metrolink Nihombashi”

日本橋二丁目停留所に停車中のメトロリンク日本橋 / A hybrid bus at Nihombashi ni-chome stop.

日本橋二丁目停留所に停車中のメトロリンク日本橋 / A hybrid bus at Nihombashi ni-chome stop.

【音】デザインライン製タービンEVバス メトロリンク日本橋 東京駅八重洲口→東京駅八重洲口
[Sound]Hybrid bus made by Designline, “Metrolink Nihombashi” line, Tokyo eki Yaesuguchi(Tokyo station Yaesu entrance) -> Tokyo eki Yaesuguchi

日の丸自動車興業の「メトロリンク日本橋」で運行されている、デザインライン社(現在は社名がエンバイロメンタルパフォーマンスビークルズに変更されています)製タービンEVバスを録音しました。登場時、日本のバスにはない斬新なデザインと、シリーズ式ハイブリッド機構で注目を集めました。その後しばらくメトロリンク日本橋・丸の内シャトルで運行されたものの、ここ数年は殆ど姿を見かけることはなくなり、日野ブルーリボンシティハイブリッドか三菱ふそうエアロミディMEで運行されていました。しかし2014年初頭ごろから再び日々の運行にカムバックしました。
駆動力はモーターで確保するシリーズ式ゆえ、走行音はトロリーバスのようにモーター音が中心です。発電用のガスタービンも搭載されていますが、作動音は大変静かで、あまり存在を意識させません。
ご存知の通りメトロリンク日本橋は沿線企業の協賛により運賃無料で運行されており、車内では企業CMが放送されています。収録は循環路線を一周して行いました。休日昼間の収録ゆえ、乗客の話し声などが入っていますがご容赦ください。

In “Metrolink Nihombashi” line, hyblid electric buses made by former Design line(Now Environmental Performance Vehicles) run. The buses are operated in only two lines(“Metrolink Nihombashi” and “Marunouchi Shuttle” in Tokyo downtown) in Japan.
“Metrolink Nihombashi” is 4.1km loop bus line connects Tokyo station and Nihombashi shopping district. Fare of this line is free of charge, because the line is sposored by companies and stores along this line. Design line buses was introduced to improbement image of bus line and sponsors by novel style and low-emission drive system.

【写真】プラハ都市交通博物館の車両たち Part4 / [Picture] Trams in Prague public transport museum – Part 4

都市交通博物館の展示の中心は路面電車の車両ですが、トラム博物館ではなく都市交通博物館と名乗っているからには、路面電車以外の展示物もありますので、今回はそれらをご紹介します。

1973年製のバス4881号です。設計はポーランドのバス・トラックメーカーJelcz(イェルチュ)で、このタイプはチェコスロバキア国内でもライセンス生産されました。丸みの強い車体がいかにも昔のバスらしいですね。ちなみにイェルチュはポーランド国内向けに多数の車両を供給していましたが、現在はバスの製造は行っていません。
20090926_175648プラハ市バス(チェコ・プラハ_公共交通博物館)_small
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【写真】プラハ都市交通博物館の車両たち Part3 / [Picture] Trams in Prague public transport museum – Part 3

Part3では、事業用車をご紹介します。中には大変珍しいというか、おかしな車両もあり、ひときわ興味深いものでした。
まずは電気機関車の4072から。1952年製の車両で、モーター出力は2×88.3kWと控えめなものです(まあ路面電車車両の入換用なら十分でしょうが)。Rustonkaの車両工場で使われていました。こういうのも編成で展示してくれているのは嬉しいですね。
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【写真】プラハ都市交通博物館の車両たち Part2 / [Picture] Trams in Prague public transport museum – Part 2

前回に引き続き、プラハ都市交通博物館の車両を取り上げます。今回は戦後の車両をご紹介しましょう。

これまでとは一気に雰囲気が変わり、角張った形態になった3063。現代的なスタイリングに一歩近づいた感もありますが、登場年が第二次大戦中の1942年ということで、どちらかといえば製造時の工作簡易化を狙ったものではないかと推測します。四輪単車ながらかなり大柄で三扉でもあり、輸送力重視の設計に見えます。続くトレーラーの1580は戦後の1946年登場。
20090926_174053プラハ市バス(チェコ・プラハ_公共交通博物館)_small

1951年、一挙に近代的になった設計で登場したタトラカーの始祖、タトラT1です。従来に比べ格段に大型化した車体、流線型のスタイルなど、劇的な進歩を遂げたことがわかります。しかし前面の大きな赤い星はさすが共産主義国の電車ですね。1960年代初頭まで運行に就いていました。
20090926_181702プラハ市バス(チェコ・プラハ_公共交通博物館)_small
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【写真】プラハ都市交通博物館の車両たち Part1 / [Picture] Trams in Prague public transport museum – Part 1

少し古い話になりますが、2009年、プラハ市電を訪問しました(「トラムのひびき」サイトのプラハ市電のページにある音は、その時収録してきたものです)。
その際、プラハ城の近くにある都市交通博物館を訪問しましたので、その時撮影した写真をお目にかけようと思います。
名称は都市交通博物館ですが、展示の中心は路面電車で、古い車庫を転用した建物内に所狭しと電車が並んでいます。

まずは一番古いこの車両から。1886年から使われた鉄道馬車時代の車両です。車両は本物の模様ですが、馬はもちろん実物大模型です。ちなみに博物館のパンフレットによると、プラハ市電で初めて電気運転が始まったのは1896年で、馬力運行が廃止されたのは1905年とのこと。
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次に古いのがこの88号。1900年に登場した車両で、ダークグリーンの外観が異色ですが、これは現行の赤白の塗り分けが始まったのが1908年で、それより前に登場したからということです。それにしても、1908年以来塗装が変わっていないというのも凄いですね。
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【本の紹介】ATLAS PRZEWOŹNIKÓW KOLEJOWYCH POLSKI 2011(ポーランド鉄道事業者図鑑)

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●全鉄道事業者を平易な英語で紹介
ポーランドにおける鉄道事業者の全てを、社名のABC順に紹介した本。
ポーランド語・英語が同ボリュームで併記されており、また英語の文章はきわめて平易に書かれていますので、高校生レベルの英語力で十分に読解可能です(流石に鉄道用語だけは高校生レベルではないですが)。

●オープンアクセスによる新規事業者を含め、数々の鉄道事業者を漏れなく取り上げる
ポーランドで鉄道事業者というとまずはPKP(Polskie Koleje Państwowe – 直訳するとポーランド鉄道公社ですが、ガイドブックなどではポーランド国鉄と書かれることが多いようです)が思い浮かびますが、その他にKM(Kolej Masowiecki)やKD(Koleje Dolnośląskie)など、地方ごとのローカル列車を担当する事業者も漏れなく掲載されています(ちなみにKMはワルシャワ周辺、KDはブロツワフ周辺を運行しています)。
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しかし本書では、そういった旅客鉄道事業者をはるかにしのぐ数の貨物鉄道事業者が掲載されています。
PKPの部門であるPKP Cargoも大手事業者として君臨しているものの、それ以外の事業者も数々存在しています。それらは殆どがここ20年ほどの間に営業を開始したものと書かれており、オープンアクセス政策の結果が貨物部門ではより顕著に出ていることが実感できます。
なお、都市交通(地下鉄・市電など)のみを運行する事業者は、本書では取り上げられていませんので念のため。
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【更新案内】札幌市電240型の走行音を追加しました / [Update Imformation] Sound of type240 of Sapporo tram was added.

藻岩山を背景に走る240型[幌南小学校前] / Type 240 at Konan-shogakko-mae. Background is Mount Moiwa.

藻岩山を背景に走る240型[幌南小学校前] / Type 240 at Konan-shogakko-mae. Background is Mount Moiwa.

「トラムのひびき」サイトの札幌市電のページに、240型の走行音を追加しました。
2011年の夏に録音しておいたもので、吊り掛けモーターからのサウンドと、ガラガラという古風なドア開閉音がお楽しみいただけます。
札幌市電は最近自動放送の声の主が変わりましたが、この録音はしばらく前のものですので、当時の落ち着いた声の放送を耳にすることができます。
是非お聞き下さい。

I updated “Tram-no-hibiki”. I added the sound of type 240 of sapporo tram.
Eight type 240s were made in 1960. Rounded body was mostly same as another types (Type 210, 220, 230, 250). This style of body is called as “Sapporo style” from tram enthusiast. 7 type 240s are still in service as of 2014. Exterior is traditional, but interior was fully refurbished. LED passenger information display is equipped(except No. 241 and 242).
On the other hand, propulsion system is mostly original. You can enjoy the sound with nose-suspention drived motors.

【音】山万ユーカリが丘線 / [Sound] Yamaman Yūkarigaoka line.

【音】山万ユーカリが丘線1000型 ユーカリが丘→ユーカリが丘
[Sound]Yamaman Yūkarigaoka line, Type1000, Yūkarigaoka -> Yūkarigaoka

女子大駅に進入するユーカリが丘線の電車 / A Yukarigaoka line train approaching to Joshidai station.

女子大駅に進入するユーカリが丘線の電車 / A Yukarigaoka line train approaching to Joshidai station.

不動産会社が運営し、路線には一方通行の部分があり、中央案内式のシステムを採用するなど、何から何まで特異な点だらけの鉄道として有名な、山万ユーカリが丘線を録音しました。
皆様ご存知の通り、当路線は現存する唯一の日本車輌製VONAシステムで、中央案内式の走行システムが特異なら、丸みを帯びた小型車3連という外観もまた独特です。しかしその見た目に反し、モータ音はごくごく普通のもので、意外に感じられます。ただ中央案内式であることに関係があるのか、カチャカチャという音が床下で頻繁に鳴っており、この点は一般的な鉄道と異なるものです。
車内放送は自動になっていますが、他路線ではあまり聞かれない声によるもので、潔いほどに素っ気ない駅名とあいまって、この路線の独自性を強調しています。
録音は休日昼間に行いました。車内はさほど混雑していませんでしたが、家族連れなどで20人ばかりの乗車があり、それなりに地域の足として機能しているようでした。
それにしても、趣味的には面白いこの路線ですが、今後の冷房化や車両代替はどうするのか、気になるところではあります。

Yamaman Yūkarigaoka line is very unique people mover system which located in 40km east of Tokyo downtown and 30km west of Narita international airport.
Yūkarigaoka is residencial area with approx 15000 population developed by Yamaman corpolation. Yūkarigaoka line is operated by Yamaman for residents of Yūkarigaoka. But railway opreration isn’t Yamaman’s regular business. Yamaman is a land developer. Railway which operated by land developer is very strange.
Also, Yūkarigaoka line is only one of Nippon sharyo’s “VONA” system people mover. This is 4.1km racket shaped line.
The line opened in 1982. Original fleet(Type 1000) is still operated in this line(As of 2014). I recorded the sound in 2013.

【車両紹介】ポーランド国鉄 EN57型のバラエティ/ Variety of PKP EN57

【車両紹介】ポーランド国鉄 EN57型のバラエティ/ Variety of PKP EN57
EN57は、1961年から約30年にわたり実に1412編成が製造された、ポーランド国鉄を代表する電車です。大都市の近郊電車から中長距離のインターレギオ(日本で言う快速に相当しますが、イメージ的には急行東海や大垣夜行クラスの距離を走る列車をイメージしていただいたほうが適切でしょう。客車による運行も多いです)まで幅広く使われています。その姿は東京・大阪近郊の普通から所謂「遜色急行」まで使われた国鉄近郊型電車を彷彿とさせます。
全編成ともTc-M-Tcの三両固定編成で、吊り掛け駆動となっており、重厚な走行音を奏でます(走行音は「トラムのひびき」サイト内でお聞きいただけます)。

EN57はもともと両数が多い上、1989年の東欧革命以後は生活・技術水準や競合交通機関などの状況が激変し、鉄道の経営形態にも大きな変化があったため、その変化に応じて多種多様なバリエーションが生まれています。塗装変更や内装のリニューアルを行った車両から、冷房化・インバーター制御化といった抜本的な更新を行った車両まで登場しており、趣味的に非常に興味深い状態になっています。
2011年1月・2011年7月にポーランドを訪問した際、多様なEN57の写真を多く撮影しました。もちろん、全てのバリエーションを網羅するには至っていませんが、その片鱗をお楽しみいただければ幸いです。

PKP EN57 is most majour EMU in Poland. EN57 was built 1412 units from 1961 to 1993. Today, EN57 has many varieties of liveries, electric equipments and interieurs by modernization or color changing. It’s very interesting for railway enthusiasts.
I visited Poland in Janualy 2011 and July 2011. I could take many pictures of EN57. You can see the variety of EN57 by following pictures.

もっとも典型的なEN57。この塗装がPKPの標準色です。ほとんどのEN57は、このように行先表示がLEDに換装されています。[Kraków Główny:クラクフ中央駅] / EN57 with standard PKP livery. Destination sign was changed to LED sign. [Kraków Główny]

もっとも典型的なEN57。この塗装がPKPの標準色です。ほとんどのEN57は、このように行先表示がLEDに換装されています。[Kraków Główny:クラクフ中央駅] / EN57 with standard PKP livery. Destination sign was changed to LED sign. [Kraków Główny]

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【写真】雪晴れの都電荒川線 / [Picture] Tokyo tram in fine day after heavy snow.

東京に約半世紀ぶりの積雪(26cm)となった2014年2月8日の翌日、雪晴れとなったので都電を撮影してきました。
お昼ごろの撮影ですが、東京で雪晴れとなっても大抵はすぐに融けてしまいますので、このように遅くまで残っているのは珍しい光景でした。
下記の地図に示すコースで撮影してきたものをお目にかけます。ご笑覧下さい。

In 8th Feb. 2014, it was heavy snow in Tokyo. The snow lay 26cm deep. It’s very strange in Tokyo.
But next day was sunny day. Clear sky with whited cityscape is strange too.
I went to Tokyo downtown to take a pictures of Toden (Toden means “Tokyo metropolitan tramway” in Japanese).
My journey was following route(see map bellow):
My home -> Kasuga station -(Toei bus)-> Waseda tram and bus stop -(Toden)-> Toden zoshigaya tram stop -(Walking and taking pictures)-> Kishibojin-mae tram stop -(Walking and taking pictures)-> Kishibojin-mae bus stop -(Toei bus)->Ushigome-Yanagicho station -> My home
I could take many pictures of Toden with snowy cityscape and blue sky. Please enjoy the pictures bellow.


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当日は都営交通一日券を購入してありましたので、春日駅から都営バスで早稲田に向かいます。
雪の積もった中を走る都バスというのも珍しいので、こちらも撮影しておきます。都バスはチェーンを装着していましたが、路肩にはまだまだ雪が多く残っており、バス停からの発進時にはスリップが多発して苦労していました。

上58系統で運行中のいすゞエルガ[春日駅前] / ISUZU "ERGA" of Toei bus [Kasuga station]

上58系統で運行中のいすゞエルガ[春日駅前] / ISUZU “ERGA” of Toei bus [Kasuga station]

 早稲田から都電に乗り、雑司が谷あたりのアップダウンを撮ろうと考えて都電雑司が谷電停で下車します。
まずは降りたところで、カーブを曲がってくる電車を撮影。この雰囲気は郊外電車的で、江ノ電や京阪石山坂本線あたりの電車がやってきてもおかしくなさそうです。実際創業期は郊外電車のようなものでしたし。

都電雑司ヶ谷に到着する8800型 / Type 8800 approaches at Toden Zoshigaya.

都電雑司ヶ谷に到着する8800型 / Type 8800 approaches at Toden Zoshigaya.

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