【写真】富山地鉄 ちてつ電車フェスティバル2014前夜祭レポート Part1

去る2014年11月1日、富山地方鉄道(富山地鉄)で鉄道ファン向けに「ちてつ電車フェスティバル前夜祭イベント」が開催されました。今回そのイベントに参加して、鉄道ファン向けの濃い演出が盛りだくさんの中身を堪能してきましたので、皆様にお伝えしようと思います。

当日の13:50、電鉄富山駅の改札前にて受付し行程表を受け取った後、参加者一行は地鉄ホテル11階の宴会場へ移動します。大きな窓から見える富山駅の眺望に、早速カメラを持った人だかりができますが、窓の反射が気になるなぁ……という気がするのも正直なところ。
富山地鉄鉄道部営業課の担当者の方から、挨拶と注意事項の説明があり、続いて「すぐに屋上に移動しますよ」とのお言葉。低いどよめきが参加者から漏れます。
業務用の階段を上って屋上に着くと、東に富山地鉄と北陸新幹線(残念ながら北陸線はほぼ新幹線の高架の陰)、北に富山ライトレール、西・南に市内電車と、どの角度からでも電車を撮れる素晴らしいロケーションです。
一番人気はやはり電鉄富山駅に出入りできる電車が見える東側。

入ってきた14720型の列車には、ファインダー越しに目を凝らすと方向板がついているのが分かります。地鉄の担当者氏によれば「今回のためにサプライズで付けました」とのことで、早速気分が盛り上がります。

方向板付きの14720型。

方向板付きの14720型。

渡された行程表には親切にも発着時刻表(しかも使用形式入り)が記されていますが、「(臨時)」との表記が入った列車も2往復記されており、どうやら今回の被写体になるために仕立てられた列車のようです。

やってきた臨時列車は、ラッシュ時専用となった10020型+クハ175の3連。特急うなづき号のヘッドマークも装着しています。同形式は運用の機会がごく限られますので、走行シーンを撮影できただけでも満足ですが、そのうえヘッドマーク付きの姿でますます満足です。
この列車、駅に近づくと通常より大幅に遅い速度となり、撮影しやすいよう配慮していただけたようです。

うなづき号のヘッドマークを付けた10020型。

うなづき号のヘッドマークを付けた10020型。


続いてやってきたのは14760型の普通列車。入ってくるときはいつも通りの姿でしたが……。

進入してくる14760型の普通列車。

進入してくる14760型の普通列車。

出発時はこれまたヘッドマーク付きでした。折しも、10020型使用の臨時列車2往復目と離合するタイミングです。

ヘッドマーク付きとなった折返し列車。

ヘッドマーク付きとなった折返し列車。

一方、10020型の方は1往復目と異なり、クハ174さよなら運転時のヘッドマークを付けてやって来ました。

最初とは異なるヘッドマークを付けてきた、10020型の撮影用臨時列車(2往復目)。

最初とは異なるヘッドマークを付けてきた、10020型の撮影用臨時列車(2往復目)。

10020型の出発を見送った後も、続いてダブルデッカーエクスプレスの到着があり関西方面からお越しの方は盛り上がっていたようですが、私は一旦軌道線の撮影に。
ちょうど富山駅高架下への乗り入れ工事真っ最中で、デルタ線を新設する大がかりな工事の様子がよく見えます。

高架下へ市電乗り入れ工事中の富山駅前。デ7000型がやってきました。

高架下へ市電乗り入れ工事中の富山駅前。デ7000型がやってきました。

工事に伴い、電車は単線運転。折角ですのでちょうど電車が渡り線を通り、単線運転していることが分かる写真を撮っておきます。

単線運転に伴い、ポイントを渡る環状線電車。

単線運転に伴い、ポイントを渡る環状線電車。

再び電鉄富山駅が見える方に戻ると、10030型、14760型と発車していき、10030型が到着した後、続いて稲荷町から14720型が回送でやって来ました。

到着する14720型。

到着する14720型。

10020型と異なりこちらはそれなりに活躍してくれているのが嬉しいところですが、今や地鉄最古参でありいつまで残るか分からないですから、こちらもしっかり記録しておかなければいけません。

14720型をアップで。

14720型をアップで。

この列車が到着したところでいったん終了の声が掛かり、屋上を後にします。

Part2へつづく

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