【旅行記】長崎電気軌道保存車さよなら運行訪問記 Part 4 / [Travel literature] Farewell parade and photo session of heritage trams in Nagasaki – Part 4

前の記事からの続きです。
Continued from previous post

●3月30日 Part2:長崎バス狭隘路線探訪
30 March Part 2 : Bus ride in routes with narrow street

さよならパレード撮影後は、前日に引き続き狭隘路線探訪に出かけます。
After finishing tram parade, I went bus ride on routes with narrow street.


車外からの写真が無いので車内からのスマホ写真のみになりますが(本数が多くないので、「乗ると撮れない、撮ると乗れない」状態です)、まずは新地ターミナルから国分町経由二本松団地行で出発です。国分町付近が狭隘路で、他都市の感覚では「スリリングな狭隘路線」ということになりましょうが、車両が小型(日野リエッセ)なので長崎基準だとそんなに……ということになります。こんなに狭いのに大したこと無いように感じてしまう長崎、本当に乗りバスのし甲斐があります。
I took minibus line to Nihonmatsu Danchi via Kokubuchō. Street near Kokubuchō is narrow.

この路線は途中の上戸町で降りて歩き、長崎バスでも有数の狭隘区間として知られる、戸町二丁目~戸町三丁目間(下大橋~戸町~ダイヤランド線が通ります)を撮影に向かいます。
I got off minibus at Kami-Tomachi stop, and I went by walking to extremely narrow section between Tomachi-Nichōme bus stop and Tomachi-Sanchōme bus stop for taking pictures.

到底バス路線には見えない住宅街の路地ですが、長崎市街へ向かうバスが家並みの間から顔を出します。
Nagasaki bus to downtown came to narrow street. This street doesn’t look like a bus route at all…


ここもまた交互通行というのが凄いですが、流石にバス同士のすれ違いは完全に不可能のためか、バス用信号機が設置されています。
Surprisingly, this busline is not operated as an one-way operation. Signals for buses are equipped due to passing by buses is impossible.

撮影後は狭隘区間入口の戸町二丁目まで歩いて、長崎市街からのバスを捕まえます。幸い左側最前列の特等席に座れました。スマホ写真になります(流石に車内で大きなカメラを振り回すのは気が引けますので……)が、車内から見るとこれまた格別の迫力です。こんなところに大型車を走らせる長崎バス、正気の沙汰とは思えません(笑)。
After shooting bus, I ride a bus. It’s too large bus on too narrow street. Umm…it’s crazy.

終点のダイヤランド車庫まで乗って折り返し、また同じ路線(戸町経由下大橋行)で狭隘区間を通って戻ります。帰路は坂を下りる形になるので、より一層スリリングです。先ほどの狭隘区間も、運転士さんは苦もなくスルスルと通過していましたが、こちらはそのスルスルぶりにスリルを感じながらの乗車でした。
それにしても、これまで乗ったどの狭隘区間でも運転士さんは皆スムーズに通過しており、そのテクニックには舌を巻かざるを得ません。
観光通電停近くの浜の町でバスを下車して、今度は電車の撮影に移ります。
After enjoying bus ride, I took pictures of tram.

浜町アーケード~めがね橋間の電車専用橋で撮影。
Tram bridge between Hamanomachi Arcade and Meganebashi bridge.

少し移動して浜町アーケード付近の路側専用軌道で。狭い道に沿った路側専用軌道、それも川沿いでなかなか良い雰囲気ですね。もっとも、植え込みのため川が入るアングルにはしづらいので、現地の雰囲気が十分取り込みにくいのが歯がゆいところですが。
Reserved tram track near Hamanomachi Arcade.

本当は夜の撮影も雰囲気が良さそうだったのでやりたかったのですが、体調が万全ではなかったため疲れてしまい、ホテルに戻りました。

●3月31日:帰京
31 March : Return to Tokyo

この日は昼過ぎの長崎発羽田行JALを予約しており、それまで電車の録音とバスの撮影を行いました。
In this day, I record a sound of tram and taking pictures of buses. First, I go to Hotarujaya tram terminal.

始発地から録音したいためまずは蛍茶屋へ。まるでロイヤルホストの駐車場に電車が入ってきたかのような光景、土地の狭い長崎ならではですね。
“Royal Host” is name of restaurant. So, a tram into parking of retaurant!? – it’s unique scene of Nagasaki. Restaurant is builded on the top of tram depot in Hotarujaya.

蛍茶屋から赤迫までの録音後は長崎駅前で撮りバスします。何十台も撮影しましたがその中から4台を選んでご紹介します。
After recording of tram sound, I take pictures of buses at Nagasaki Station.


長崎バス、2019年だというのに前後扉のキュービックがV8エンジンの重厚なサウンドをドコドコ響かせて次々に来るので素晴らしいです。この車両は行先表示がLED化されておらず、更にフォグランプが増設されているのが好ましいです。
Nagasaki Bus Company’s ISUZU LV with ISUZU “CUBIC” body high floor bus.


西工96MCの二段窓・前後扉車というのも東京在住者には新鮮です。
Nagasaki Bus Company’s ISUZU LV with former Nishi-Nippon Coach Industry’s 96MC body high floor bus.

県営バスの方は、エアロバスの姿を捉えることができました(本車両は正確には分離子会社の長崎県央バス所属)。今時貴重ですが、流石に来たのはこの一台だけで、ドア側を写真に収めることはできませんでした。
Nagsaki Ken-ei(Prefectual) Bus’s Mitsubishi Fuso “Aero Bus”. It’s one of oldest buses of Nagasaki Ken-ei bus.


エアロスターMという点もさることながら、トップドアにメトロ窓という中距離路線向け仕様なのも貴重な県営バスのふそう車(本車両も長崎県央バス所属)。こちらもドア側が撮れなかったのが残念です。
Nagsaki Ken-ei Bus’s Mitsubishi Fuso “Aero Star” for inter-region route. This is also one of oldest buses of Nagasaki Ken-ei bus.

その後は新地ターミナルから出島道路経由長崎空港行のバスで空港へ。バスも飛行機も概ね定時運行で、スムーズな帰宅となりました。
After leaving Nagasaki Station, I returned to Tokyo by flight of JAL.

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