総延長およそ5km、全線乗り通しても20分という小さな路線ですが、以前から地元のバックアップを受け、新しい施策が実現してきた路線でもあります。
　1982年の運動公園前延伸から、近年の超低床車導入まで、間隔を置きながらも前向きな動きが続いています。特に路面電車への逆風がようやく収まってきた 1982年、いち早く新線建設を成し遂げたのは特筆すべきことでしょう。世界の潮流を知ってか知らずか、21世紀に入ってから路面電車の全廃という、驚くべき 時代遅れの政策（まあ余所者の勝手な感想ではありますが……）を実施した都市も隣県にある一方で、こちらのように、電車をバックアップする姿勢が継続して打ち 出されている都市もあることは、非常に心強いものがあります。
　また趣味的にみても、有名な井原の日本最急曲線をはじめ、まるでピザ屋の駐車場のごとき競輪場前の留置線などの見どころがあり、距離の割には車両のバラエ ティが豊富なのも楽しいポイントです。

Toyohashi Railway has 5.4km tram line in Toyahashi city. Aichi prefecture (region around Toyohashi) is motorized society. However, city government supports tramway. It should be noted that tram was extended in 1982 (Before late 1970s, tram was thought that outdated transport in Japan). After 1982, some positive plans were put effect by backup of city government. For example, tram stop of Toyohashi station was moved to nearby position of station in 1998. In 2008, low-floor tram was launched.
On the other hand, tram in Toyohashi has some interesting point from tram enthusiast. There is 11m(!) radius curve near Ihara stop. It's the sharpest curve in Japanese railway. Considering short network length, kind of rolling stock is various(as of 2012, 6 types).

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【走行音】モ780型　駅前→運動公園前

Type MO780 Ekimae(Toyohashi station) -> Undo-koen-mae
Type MO780 is second-hand tam from former tramway in Gifu. 7 cars was made in 1997 - 1998. At 2005, tramway in Gifu was abandoned(This against the trend in overseas) and 7 Type780 was sold to Toyohashi Railway.

Mar. 2012
　市内電車の主力であるモ780型の録音です。走行音は他都市でも聞かれる東洋電機製のVVVFインバータ制御のものですが、床の構造によるものなのか、それ とも運転速度の低さによるものなのか、比較的静かな音になっています。
　しかし音の面での特徴はそれだけではなく、決定的なのは車内放送が合成音声となっていることでしょう。声の主は、動画投稿サイトの自作動画などでも聞かれる ことのある、フリーの合成音声エンジンと思しきものです。
　収録時（2012年）において、ほかの路面電車でこのような例には覚えがなく、この不自然なアクセント・不気味な声質は、極めて珍しいといえるでしょう。 もっとも、音声合成の技術が進歩すれば、いずれ他の路線にも広がっていくのかもしれません。
　収録は平日夕方の電車で、多少乗客の話し声が入っています。また競輪場前の手前では、数分間の交換待ちがありましたので、一部カットさせていただきました。